CSSの基本(1)

CSSの指定方法

ホームページの文字や画像、ボックスなどは、
CSS(カスケーディング・スタイルシート)でその書式を自由に指定することができます。
そこで、CSS(カスケーディング・スタイルシート)を記述するための基礎を解説していきます。
1ページ目は、CSSの指定方法です。CSSは、主に以下の2つの方法で指定することができます。

style属性でCSSを指定する。
ある特定のHTMLタグに対してCSSを指定する場合は、そのタグにstyle属性を追加します。
続いて、style属性の値(="〜"の部分)に書式を指定するCSSを記述します。
たとえば、以下のようにstyle属性を記述すると、文字サイズを「36ポイント」文字色を「赤」に変更できます。
また、その有効範囲は、style属性を記述したタグの範囲となります。
以下の例の場合、「H1」〜「/H1」が書式変更の有効範囲となります。


<H1 style="font-size:36pt; color:#FF0000">CSSを指定した見出し</H1>


すべての同じタグにCSSを指定する。
全ての同じタグに対して、CSSを一括指定することも可能です。たとえばIMGタグに対してCSSを一括指定すると、
そのつどstyle属性を記述しなくても全てのIMGタグを指定した書式で表示できます。
この場合、以下のように「STYLE」タグ内にCSSを記述してください。
「STYLE」タグのtype属性は"text/css"とし、タグ名{…}の「…」の部分にCSSを記述します。
以下の例では、IMGタグの枠線の書式を「二重線、6ピクセル、濃い緑色」に変更しています。
その結果、3つのIMGタグ(画像)全てが「二重線、6ピクセル、濃い緑色」で表示されます。

<STYLE type="text/css">
IMG{
border:double 6px #009900;
}
</STYLE>

 :
 :
<IMG src="photo01.jpg"> 
<IMG src="photo02.jpg"> 
<IMG src="photo03.jpg">



(画面クリックでWEB上のサイズを見てください。)