チッチの思い出


チッチです、チッチのページへようこそ。
チッチの若いころです。

ご飯粒美味しいな!

今から16年前1985年の五月連休初日、表で遊んでいた時、突然頭の上に何かが落ちてきました、頭に手をやると、まだ嘴の黄色い少し弱った子供の雀でた。それから二〜三日食パンにミルクを付けて与えると、少しずつ、元気になり、四日目からは、自分でミルクを飲むようになりました、それからは指先にご飯粒をけて与えると取って食べるようになり、慣れてきたようなので、チッチと名前を付飼い始めました。一ヶ月もすると私の後を付いて歩くようになり、食事時には、肩止まって餌をねだるようになりました。 肉のたたきの赤いところが大好きで、肉のたきが良く食卓に登りました、それから二三年もすると食事時に「これ美味しいね、」とか 「チッチも食べられるかな、」と言うと、鳥かごから飛び出してきたり、「ババイ」と言うと、玄関まで送ってくるようになり、近所でも評判になり、子供たちがよくチッチに逢いに来たり、落ちていた雀を拾って来た子が「チッチのおじさん、 この子もお願い」と言って、雀を預けに来ましたが、チッチが皆追い出してしまいました。チッチは飛ぶより歩くほうが得意のようで部屋の中を走り回っていました。それも、チョンチョンと普通の雀のようにではなく、 足を交互に出して歩く変な雀でした、そんな格好でちょろちょろ歩くので、私達が歩くのに大変です、いつ踏むか解らないからチッチが巣から出ているときは注意が必要でした.五年目位になるとジャンプする力が衰えてきて 鳥かごの藁の巣を下の方に置いてやらないと、入れなくなってきて、ついには入り口の止まり木とおなじ高さになりました、 又其の頃になると、鳥かごに入るのが、しんどいのか私が布団に入ると隙間から入ってきて一緒にねるようになり、 暑くなるとチョコチョコと鳥かごへかえっていきます、外にいる雀の寿命は一年半から二年といいますが、チッチはよたよたしながら、黄色かった嘴が象牙色になっても、まだ元気に長生きできそうです、そして八年が過ぎたある日、私が酒によって寝た時に何時ものように布団に入ってきて私が寝返りをした時死にました、 家人は「チッチも死に場所を探して大好きなお父さんに死なしてもらったんだから」と、慰めてくれましたが、悲しい事でした。チッチを桐の小箱に入れ、餌を一杯周りにおいて、家から見える土手に埋めました。チッチが居なくなると、 家が急に広くなったみたいで、あんな小さな雀でも家族だったんだとおもいました。それから半年位して、 チッチの変わりに小鳥でもと思いペット屋に行った時、ぼくを連れてって、と言わんばかりにこっち向いて犬小屋をがしがやっていた、 売れ残りの犬それがドンベーでした。                              

   (チッチ,1985年5月生〜1993年8月15日歿)

もう寝ます、おやすみ〜〜。
ごはん未だですか〜〜。
お父さんと、お話中。
やっと、ここまでよじ登ってきましたよ!
どうですか?嘴が象牙色、雀界の長老です。 だれだ〜、鳥小屋閉めたのは?開けてくれ〜〜。 巣の位置が上の方にありました。 巣の位置が下になりました。

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